2012年4月22日日曜日

electro-harmonix Deluxe Memoryboy

  第14話「天才少年あらわる!」

はい、というわけで僕の少年は天才だそうです。でもコレは本当です。某有名楽器店ではMemoryboy(普通のやつ)と間違われていたおかげ+貯まりに貯まった◯シバシポイントで JOYOペダル2つ分のお値打ち価格で買えたメモリーマンの息子的存在です。

このディレイの特徴としてはアナログディレイでありながらも多機能であり、かつエレハモらしい馬鹿げた機能も満載されているところが挙げられます。



例えば
◯タップテンポ
◯エクスプレッションペダル対応
◯ディレイ音の音譜指定
◯ローカットモード搭載(使い方若干めんどくさい)
◯エフェクトループのセンド、リターンの搭載(POGと組み合わせると、、、。)
◯ゲインとブレンドノブで原音とボリュームの調整が効く
◎タップディバイドという謎機能

と盛りだくさんです。ですが何故か人気がないようなんです。

多分、これは同じシリーズのデジタルディレイ、Memoryman with HAZARAYや、デラックスじゃないMemory boyを所有して手放した私も感じたことなんですが、デラックスメモリーマンとは出音が違います。明らかに。

当然機種が違うので当たり前なのですがエレハモのディレイ=メモリーマンなイメージは凄くあると思うのです。

そのイメージと比べるとクリーンで揺れが少なく(といっても他社製に比べたらエレハモっぽいですけど)、ある意味普通な出音になっていたからということが原因ではないでしょうか?

このデラックスなボーイもアナログですがデラックスなマンに比べるとクリアで現代的な奇麗なやまびこ音で音が返ってきます。

しかしながらアナログBBDっぽい太さもあり、これはこれで非常に心地よい出音ですが、やはり父(?)は偉大です。マーク・リボーさんも言っていたように、あの独特な揺れや太さを獲得するまでには至らなかったのは確かです(でもコレはコレで違ったよさがあって僕は好きなんだけどなあ、ていうかそもそも機種が違いますしね。ええ。)。




だが、、、。



コイツは天才、、、。

おったまげた機能がありましたよ。

それがタップディバイドモードです!!!


これはデラックスなマンにはどうやっても出せない凄い機能です。
しかもエフェクトループと絡ませると何かコイツ自体が楽器になります。

簡単に説明するとディレイ音が四分音(ry とかまあ色々なテンポで一音ずつ返ってきてループする機能なんですがとりあえず動画を録りましたのそれ見て下さい。




アルペジエーターのごとく、勝手に音がどんどん出来ていきます。
でもってエフェクトループやエクスプレッションペダルを使うとこの音も自由自在に操れます。でもその出音の基本はアナログの太めのクリアなディレイ音、、、。

凄いぞエレハモ。ていうかアナログディレイにこんな機能つけることを思いつく発想がマイク・マシューズさんは凄過ぎます。さすがビッグマフを発明しただけあります。


そんなもの凄い楽しい大人のおもちゃです。
実戦にも使えるでしょう。9vで動くんでデラックスなマンより使いやすいです。
ただ説明書は真面目に書いてあったのでデラックスなマンが圧勝ですね。ええ。


 オフィシャルの動画で今日はお別れです、、。と言いたいところですが、今日は三本立てで行きます。二本目は3月から4月にかけて聴いたお薦めの音楽についてレビューします。

よかったら見て下さい、、。

swimwell 押山

0 件のコメント:

コメントを投稿