2012年10月7日日曜日

ジミ・ヘンドリックスとCornell the 1st Fuzz

ジミ・ヘンドリックスは説明不要の歴史上、最も偉大なギタリストです。
私も当然大好きで、多分ロックを聴いてギターを弾いた人に嫌いな人はいないと思われる偉大な人です。



そんなジミヘンが使っていたエフェクターといえば、Uni vibeにVoxのワウペダル、そんでもって、やっぱり一番に思い浮かぶのはFuzz Faceです。





上にあるダラス・アービター等のヴィンテージのファズフェイスはビッグマフなんぞ比べ物にならないくらいにぶっとんだ高値で取引されています。

私も高校1年くらいの時にたしか某ク◯サワ楽器店だったと思うのですが、コイツのヴィンテージが10万円台で置いてあり、しかもなんかモサッーっとしたオッサンに試奏されて、買われていったのを覚えております。衝撃でした。(キ◯ガイだと思いましたが、大人になって自分も似たようなキ◯ガイになるなんてビックリです。ギタリストはみんな変態です。多分。)

最近はジョー・ボナマッサや昔からファズ・フェイスを愛用していることで知られるエリック・ジョンソンのシグネイチャー・モデル等も出ている定番であり、マニアもたくさんいるファズなんです。



で、今回紹介するのはヴィンテージのファズフェイスをつくっていたらしいコーネルさんがその知識を生かして、つくったCornell the 1st Fuzzです。



実は顔に見えるという、この個体の可愛らしさもさることながら、ヴィンテージのパーツを使用することにこだわり、トランジスタは泣く子も黙る(むしろより泣くんじゃねえかと思われますが) 初期のファズフェイスに使われていたNOSのNKT275を搭載している機種です。

そして紹介しといてあれなんですが、もう一年以上前に廃盤です、、。
トランジスタがなくなったそうです。(仕方が無いね)







でも紹介しようと思ったのはこのファズ非常に良い出音なんですね。
中身を見ても大きな抵抗とNKTとでっかく主張するトランジスタ、で、気温変化の際の微調整用のトリマーも付いていて、ヴィンテージを今の時代に使いやすく、復活させた感じの設計になってます。

出音ですがギターボリュームへの追従性がとても高いです。
ファズフェイスでおなじみの歪ませて、ギターのボリュームを絞って出すことのできる鈴鳴りやクランチサウンドが実に心地よいのが特徴です。

と、御託を並べてもあれなんで、いつもどおりのへタッピなデモ音源を録りましたよ!

ジャズマスター→1st Fuzz→POD HD marshall plexiで録りました。
ファズはボリュームが大体9時くらい、ゲインはフルの若干手前のセッティングです。


廃盤ですがなんだかんだでオークションや中古市場でプレミアも付くこと無く売られているので結構お薦めな一品です。

あらゆるところで評判がいいので多分買って後悔しないと思います。

最後にジミヘンの再来といわれていた時期があったらしいフランク・マリノさんの動画でお別れです。ジミより地味ですが意外と好きです。



ワールド・アンサム、、。
何か時代を感じますね。今だとアンセムになるんでしょうね、、。

swimwell 押山


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