2013年4月6日土曜日

JMI Tone bender mk1 & JMI Treble booster






こんばんは!

いやあ、、。

本当に、、。

久しぶりの更新になりました。

この記事から私は心を入れ替えて、ブログを更新します。

更新していない間に7万アクセスを越えていました。
ありがとうございます。


というわけで今回は英国の誇るヴィンテージファズを設計、制作者であるゲイリー・ハーストさんの監修の元、ハンドメイドで復刻し続けているJMI(http://www.jmiamplification.com/) の二つのファズを紹介します。

いわずもがなの有名なファズですね。いわゆるトーンベンダーというやつの元祖とトレブルブースターの方はレンジマスターという70年代のロックで頻繁に使われていたブースターをトーンベンダーの個体にいれたというエフェクターです。


この組み合わせをみて、あ!と思った方もいると思います(いないだろ)。
そう、実際にはJMIではないんですけど、最近のJマスキス仙人のファズがおなじみのラムズヘッドからBuilt to Spillのジム・ロス制作のトーンベンダーmk1とレンジマスターなブースターに変わっていたのです。

がびーん!!

つうかラムズはもうライブでしか使ってないとインタビューでもハッキリ言ってました。

ええ。なんか、こう心に穴の空いた気分になりましたよね、その時は、ええ。



てなわけでどんなもんかな〜と手にしてみたわけです。

 ◎Tone bender mk1


説明不要なくらい有名なもので、主な使用ギタリストといえば、今新作のうざい宣伝で巷を(というかYoutube)賑わすデイヴィット・ボウイのジギー・スターダスト時代の相棒のミック・ロンソンですかね。





音の方はこれが意外に扱いやすくてビックリしました。
ディストーションファズって程でもないのですが暴れ馬なfuzz probeやらラムズヘッドの初期ものに比べると、とてもまとまっていて気持ちのいい歪み方をします。

一番の特徴はなんといっても、サスティンの長さ。
ビッグマフだと暴れながら音が伸びる感じですが、このトーンベンダーは適度な音の毛羽立ちでもって丸く気持ち良くサスティンが伸びて行きます。

特にシングルノートではその特徴が顕著にでます。

コードでもビッグマフの音の壁とはまた違う味わい深い歪み方で気持ちよく弾き続けられます。たまらんです。

JMI製品は気持ちの良い音をはずさないので、そこは高いだけあるなあと思います。





◎Treble booster





というわけでこれはレンジマスターをトーンベンダーの個体にいれたやつなんで実質レンジマスターです。オリジナルはこれ。



レンジマスターをつかっていたギタリストはたくさんいて、代表的なところではT.rexのマーク・ボラン、あとトニー・アイオミやらブライアン・メイやらなんだらかんだら、70年代のロックな人たちには必須アイテムなものだったみたいです。



で、音なんですがトレブルブースターなんで当たり前なんですが高域がグッと持ち上がり、音も12時を越えるとクランチ程度に歪みだして来ます。

この高域の持ち上がり方が独特でシャーシャーと鳴る感じではなくて、太い音で高域が持ち上がって来る感じで3時辺りのノブ設定でのクランチトーンが非常に気持ちがいいです。

この設定だとプリアンプ的にも使えますね。

ブースターとしてはマフやベンダー等のファズのブースターとして用いるとググッと音が一段階前に出てきてたまりません。クリーンブースターとはまた違う味のある音が出ます。

あと中身を見ると色んな意味で後悔するのでおすすめしません。
これ原価いく(ry

 


いや、この音に価値があるのでしょう。ちなみにこのブースターを基にしたAnalogmanのBeano boostなんかも評判いいみたいです。





でもって二つを使って音を録りました。
クリーン→トーンベンダーon→トレブルブースターon
シングルノートのところは トーンベンダーon→トレブルブースターonの順で弾いています。

気分だけJ仙人ですがミスタ(ry
なのですが、なんか凄く気持ちの良い音が出るんですね、この組み合わせ。
特にシングルノートではベンダーのサスティンを保ったまま、高域が持ち上がって音の輪郭がハッキリするので弾くのが楽しいです。


さてさて今後は記事の内容をエフェクター以外にも広げつつ定期的に更新して行ける様にして行きますのでよろしくお願いします。

Sea of musicですしねえ。
音楽以外のネタでも更新するかもしれないです。

もう放置しませんw!!
のでよかったら、また覗いてみて下さいな。

swimwell 押山










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